【音大受験のイロハ】No012 音大受験お役立ち講座
受験生のみなさん、頑張っていますか?
昨年から続いている新型インフルエンザ、怖いですよね。。
今まで頑張ってきた成果が存分に出せるように、この時期の体調管理にはいつも
以上に気配りをして、万全を期して受験に臨みましょうね☆
それでは今回もはりきってまいりましょう!
[ 目 次 ]…………………………………………………………………………………★
◆ 音楽史きまぐれクイズ☆4☆
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◆ 音大受験お役立ち講座☆<第5回・和声2>
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◆ ?編集後記?
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音楽史きまぐれクイズ☆4☆
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さぁさぁ?!音楽史きまぐれクイズ、しばらくご無沙汰でしたが、「まだ受験前」
という人の為に、今回も試験に出題されそうな音楽史問題を用意しましたよ!
みなさんは分かるかな?チェックしてみてください☆
A)《夢、情熱》《舞踏会》《野原の情景》《刑場への行進》《悪魔の祝日の夜の夢》
という標題をつけ、5楽章から成る『幻想交響曲 』の音楽的内容を説明した
作曲家は次のa?dのうちどれでしょうか?
(a)パレストリーナ
(b)モーツァルト
(c)ムソルグスキー
(d)ベルリオーズ
B)ヴァイオリン協奏曲<四季>の作曲者は次のa?dのうちどれでしょうか?
(a)モーツァルト
(b)ヴィバルディ
(c)シューマン
(d)チャイコフスキー
みなさん、お分かりになりましたか?
それでは解答です↓
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まずは A)の解答ですが、その前に、、
みなさんは「標題音楽」ってどんな音楽のことか知っていますか?
標題音楽は、19世紀の欧米のロマン派音楽について使われています。
A)に記述したような標題をつけ、楽曲の冒頭にはその曲が表そうとした音楽的内容
まで説明し、音楽外の想念や心象風景を聴き手に喚起します。
そういった、情景やイメージ、気分や雰囲気といったものを描写した器楽曲のことを
「標題音楽」というのですよ!
古典主義音楽時代の形式性に反発し、個人的な世界を表現しようとしたロマン派の
作曲家にとっては、この上もなく都合のよい形だったのでしょうね?
ちなみに、対義語として「絶対音楽」という言葉がありますが・・こちらは音楽外の
世界を特に参照しなくても、鑑賞できるように作曲された音楽作品のことをいい
ます。
と、「標題音楽」について知ってもらったところで、、
解答です。
↓
(d)ベルリオーズ
はい、次の問題 B)の解答ですが、
これはみなさんよくご存知かと思います。
↓
答えは(b)の ヴィバルディ ですね?
ヴィヴァルディはオーケストラの伴奏を伴いながら、独奏楽器が主役を演じる
協奏曲というジャンルを確立した最初の作曲家の一人なのですよ。
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☆音大受験お役立ち講座☆<第5回・和声2>
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今回は、四和音の中でも特に重要な和音「属七の和音」について
ご説明しようと思います。
なぜ重要なのか・・・?
それはこれ以降の説明を見ていただければ、納得してもらえると思います。
ではではここで、「受験生の皆さんお考え下さい!」
まずは長調と短調(和声的短音階)のスケールを作ってみましょう!
○長調のスケール→ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・(ド)
●短調のスケール(和声的短音階)→ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ・(ド)
ですよね?
そうしたら次は、これらのスケールの音をルート音(根音)として、その三度ずつ上
に音を積んで、四和音を作っていきましょう!
○長調なら
↓
ド(根音)→ミ(第3音)→ソ(第5音)→シ(第7音)
レ(根音)→ファ(第3音)→ラ(第5音)→ド(第7音)
ミ(根音)→ソ(第3音)→シ(第5音)→レ(第7音)
ファ(根音)→ラ(第3音)→ド(第5音)→ミ(第7音)
ソ(根音)→シ(第3音)→レ(第5音)→ファ(第7音)
ラ(根音)→ド(第3音)→ミ(第5音)→ソ(第7音)
シ(根音)→レ(第3音)→ファ(第5音)→ラ(第7音)
となり、
○短調(和声的短音階)なら
↓
ド(根音)→ミ♭(第3音)→ソ(第5音)→シ(第7音)
レ(根音)→ファ(第3音)→ラ♭(第5音)→ド(第7音)
ミ♭(根音)→ソ(第3音)→シ(第5音)→レ(第7音)
ファ(根音)→ラ♭(第3音)→ド(第5音)→ミ♭(第7音)
ソ(根音)→シ(第3音)→レ(第5音)→ファ(第7音)
ラ♭(根音)→ド(第3音)→ミ♭(第5音)→ソ(第7音)
シ(根音)→レ(第3音)→ファ(第5音)→ラ♭(第7音)
となりますよね?
こうしてできた長調と短調のそれぞれ7つの四和音のうち、1つだけ共通している
四和音があるのですが、どれだか分かりますか??
目を凝らして見てもらえば一目瞭然と思います!
そう、この和音
↓
ソ(根音)→シ(第3音)→レ(第5音)→ファ(第7音)
ですよね?
この四和音こそが「属七の和音」なのです。
※それぞれのダイアトニックコードの5番目の和音(V=ドミナントの和音)で
7つの四和音のうち、1つしかない種類の和音です。
それでは「属七の和音」の特徴はというと?
シ(第3音)は、それぞれのスケールの導音という音で、短二度上行し主音を導こ
うとする特徴のある重要な音です。
ファ(第7音)も短二度下行して落ち着きたいという特徴のある重要な音です。
この2つの音は次に主和音(トニックの和音)に進行したいという最も自然な欲求
を持つ音です。
※V7(属七の和音)→I(主和音)俗にいうドミナントモーションというやつ。
「属七の和音」はこれらの重要な音を構成音として持っている、という特徴が
あります。つまり「属七の和音」とは、ある調の中で1つしかない和音であり、
その調を決定するV7→I 進行を導く重要な役割を持っている和音といえるのです!
また、同主調の関係にある調の「属七の和音」の構成音は、同じということも
上記のことで分かりましたね!
いかがでしたでしょうか?
「属七の和音」が重要ということは分かっていても、なぜ重要なのか?
実は知らなかった人も多いのでは?
上記のことを理解した上で「属七の和音」を覚えておくと、忘れることは
ありませんし、楽典の問題を解くうえで役に立つことも多いかと思いますよ?!
それでは受験生のみなさん、音大合格を目指して頑張って下さいね!
音楽先生が応援しています☆
最後までお付き合いくださりアリガトウございました ∩(´∀`)∩
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