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◆☆ 音 大 受 験 の イ ロ ハ
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◆☆◆☆ 2 0 0 8 / 5 / 1 << 第006号 >>
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みなさん、GWですね?
4月から新しい環境になってなんだか大変!!っていう人、きっと多いと思います。
だから、GW中くらいは大いに楽しんじゃいませんか?!?
音楽先生はこの連休、久しぶりに長い休みがとれて、ウキウキ♪
(マネージャーの牧村さんには渋い顔をされていますが・・・笑)
さて、「長い休み」で思い出しましたが、皆さんはご存知でしょうか?
数多くの曲の中で、演奏者はいっさい音を出すことなく、ある一定時間を
経過するのを待つだけの沈黙の音楽が存在することを・・・
その楽曲は通称「4分33秒」と呼ばれています。
20世紀音楽界に大きな波紋を投げかけた作品としてかなり有名なのですよ?!
初演は1952年、ピアノ(音は出さない・・)によるものだったとか。
しかしまぁ、プレイヤーが演奏を始めないなんて、聴衆はさぞかし動揺した
ことでしょうね。
そりゃ?音楽評論家もビックリ!!というか、喧嘩を売っているような作品と
言えるような気もしないでもありませんが、、あははっ
とにかく多くの人々が度肝を抜かれたことでしょう。
そして、この曲の楽譜がまた面白い!
「沈黙の音楽なのに、いったい何が書かれているのかな?」
なんて、なんだか推理小説でも読むみたいにドキドキしてしまいますよね?
実はこの楽譜には、皆さんがよく知っているようなオタマジャクシはどこにも
書かれていないのです。あるのは、点や線のある図形ばかり。
おまけに、演奏者についても
・何人の演奏家が参加してもかまわない。
・使用する楽器は何種類でもよく、何個の楽器を使用してもよい。
と指示されているのです。
いったいなんだね、こりゃぁ、、と突っ込みたくなりますが、これもりっぱな
楽譜なのです。
それでは、このような楽曲を世の中に発表した作曲家って一体誰なの??
楽譜だけでなく、作曲家に関しても気になってしまいますよね?
その人物とは!!
現代音楽家としてよく知られている「ジョン・ケージ」その人です。
現代音楽に興味のない方でも一度くらいは名前を聞いたことがあるのでは
ないでしょうか?彼はこの不思議な楽譜に、図形のイメージから受ける印象を
音楽にすることや、即興性は求めていません。人間の意図とは離れた
『偶然性・ランダムによる音楽が製造される』ことを望んだのです。
作曲家の個性などまるで関係なく、無為の境地に達したわけですが、真の沈黙を
目指したわけではありません。なぜなら、生きている人間にとって完全な無音は
存在しないからです。(無響室でも、心臓の鼓動や神経系統の音が聞こえて
くるそうですから・・)
人間が耳を澄ましたとき、自然に聞こえるもの全てが、音楽になりうる、という
哲学を具現した作品と言えます。ここまで話が発展してくると、音楽先生の専門外
なので、、興味のある人はご自分で調べてみて下さいね?!(^_^;
ジョン・ケージに限らず、音の存在しない(普通は休符で表されている)部分にも
作曲家による様々なメッセージが込められていたり、楽曲の中で大切な意味を
持っていたりするものです。
例えば、残響の中から生まれる余韻、差し迫った緊迫感、リズム感、テーマのような
メロディーの提示、等々、まだまだ沢山あるとは思いますが・・・
結局音楽先生は何が言いたかったかと言うと、「沈黙の音楽」,「休符」の中にも
何かが存在したように、今回のGWのような長い休みの中にも、大切なことが
隠れていたり?(?)などと、自分を肯定して逃げているようでもありますが(苦)
「集中する時は集中し、遊ぶ時は遊ぶ!」これ音楽先生のモットー。
というわけで皆さま、良いGWをお過し下さいね?!
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☆音大受験お役立ち講座☆<第3回・ドミナントモーションとは?>
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皆さんはドミナントモーションって何かご存知でしょうか?
一言で言うと、「V7→I進行」。
セブンスコードが完全4度上または、完全5度下のコードへ進行することです。
この進行は、音楽における演奏、作曲などの分野に置いて欠かせないコードに関する
理論なのです。以前メルマガ第4号にも掲載しました、「転調を見分けるポイント」
でも出てきましたよね?
ではなぜ、この「V7→I進行」は重要なのか?
もともとV7(ドミナント7thコード)は大変不安定な響きを有する「三全音」
(ポップス用語ではトライトーン)を含んでいます。
三全音とはG7コードで説明すると、ソ、シ、レ、ファ、のどの音にあたるのかは
ご存知ですよね?
※【知らない方の為に・・】
(a) ソ →(G)
(b) シ →(B)
(c) レ →(D)
(d) ファ →(F)
答えは2つありますが、さぁ?てどれとどれでしょうか?
これらは言うまでもなく、(b)のシ、と(d)のファですよね?
またこれらのうち、(b)のシは「導音」です。
導音は常に主音(この場合はドの音)に上行したがります。
その名のごとく、主音を導く為の音なのです。
その為、主音を含む安定した響きを有するIに進行します。
つまり「V7→I進行」は和声的緊張から安定し、楽曲に和声的な起伏を
与えることができます。又、これによって楽曲の調性が確立されるのです。
「V7→I進行」の重要さをお分かり頂けたでしょうか?
今回はG7→Cを例に説明を加えましたが、ドミナントモーションは全てのkeyに
存在するので、any keyで答えられるように、よぉーく理解しておきましょうね!
ではでは、次回の「音大受験のイロハ」も楽しみにしていて下さいね。
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最後までお付き合いくださりアリガトウございました ∩(´∀`)∩
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